長崎県立大学 経営学部・経営学科
田代ゼミ
ゼミの活動内容
時事問題について討論
田代ゼミでは、ゼミの始めに時事問題についてを取り上げ、ゼミ生全員が各々意見を述べて討論をします。討論をすることによって、様々な視点で物事を捉える力を養い、社会のことについてより深く考えることができます。
専門書の輪読による知識の習得
2年次・3年次には、地域活性化や中小企業、論文の書き方についての専門書を輪読し、学術的知識を養います。各々が、割り当てられた分野を要約・発表することで、「要約する力」、「伝える力」も身に付けることができます。また、発表の最後には、発表者が用意した専門書の内容についての議論ネタをもとに、意見を述べ合いディベートを行います。
簿記講座
ゼミ生全員が日本商工会議所主催の簿記検定2級を取得することを目標に、簿記の勉強に励んでいます。田代ゼミでは、主に中小企業論や経営戦略論について学んでいますが、それらを扱う上で簿記の知識は必要であるため簿記の勉強にも取り組んでいます。
【2級向け講座】
先生:日商簿記2級取得済みの学生
対象:主に日商簿記3級取得済みの学生
2級の勉強を進めたい学生
【3級向け講座】
先生:3年生が交代で担当
対象:まだ日商簿記検定を受けたことがない
学生
研究〈ヒヤリング調査〉
後期(第3Q・第4Q)では、自分たちでテーマを設定し研究に取り組んでいきます。
2年次には、ヒヤリング調査の方法を学ぶことを目的とした調査研究をグループに分かれて行います。机上調査・アポ取り・ヒヤリング・資料作成、そして研究結果をゼミ内で発表します。
3年次には、卒業論文に向けて研究テーマを個人で設定し、研究をを始めていきます。
そして、4年次も引き続き卒業論文研究を進めていきます。
研究テーマ(2020年度)
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佐世保バーガーの歴史と現状
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茶専門店が手掛ける日本茶カフェの成功要因-考察-世知原における将来の日本茶カフェについての提案ー
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佐世保市の商店街と周辺商業施設関係について
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長崎の観光事業発展
~長崎新地中華街に焦点を当てて~
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地域創生へヒントを
~波佐見町西の原から~
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長崎県のスタートアップビジネスについて
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松浦市の地域ブランド戦略
~松浦のおさんじ事業について~
研究テーマ(2021年度)
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「WeCH」店舗建設について
―建築デザインを通したリノベーションの成果― -
多店舗との差別化を図る商品開発とは
―北部九州のカフェの事例調査から― -
地域活性化に向けた目玉商品開発
―若者を呼び込むメニュー開発― -
平戸市の活性化のための挑戦
―西海岸風カフェにちなんだ商品開発― -
商品デザインを通じた地域活性化
―サステナブルの観点から― -
平戸市瀬戸市場における市場調査
―実地調査によるデータの分析を通して―
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農業所得問題と6次産業化への取組み
―おおむら夢ファームとラピュタファームの事例―
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グリーンツーリズムの可能性
―鹿児島県鹿屋市の民泊農山漁村体験学習について― -
地域ブランドがその地域にもたらす効果を考える
―チキン南蛮の事例から― -
地元飲食店の DX
―十勝の人気飲食店を例にして考える新たなビジネスモデル― -
中小企業におけるランチェスター戦略の可能性
―ランチェスター戦略について―
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世知原地域における茶業の存続条件について
―長崎県世知原地域と京都府和束地域との比較―
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プロスポーツクラブにおける経営
―V・ファーレン長崎を事例として― -
諫早市の産業団地が有する発展性について
―諫早中核工業団地の事例から―
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長崎県長崎市伊王島町の成功要因
―島の活性化モデル―
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日向市の地域活性化へ
―サーフタウン日向市について―
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地方創生への一考察
―佐賀県武雄市から― -
サステナブル石鹸の開発事例から学ぶ6次産業化の
成功モデルについて
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長崎県西の原による地域活性化に向けた挑戦
―「疑似企業体の3要素」モデルによる事例研究―
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長崎県におけるスタートアップ支援体制の重要性と課題
―エコシステムの視点から―
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松浦市の地域ブランド戦略
―松浦のおさんじについて―
合同ゼミ
他大学との合同ゼミも行っています。講演やディベートを通じて、他大学の学生と交流を深めていく中で、普段のゼミとは違った貴重な体験をすることができます。また、他大学を訪れる際は、その土地ならではの文化に触れることも勉強のひとつとしています。
これまでには山口大学経済学部平野ゼミとの合同ゼミを行いました。
企業訪問
企業訪問では、企業代表の方から直接お話を伺うことができます。その企業についてのお話だけでなく、SDGsや環境問題などといった社会的課題にも関係した内容だったり、就職活動におけるアドバイスを頂いたりなど、様々な分野にわたって貴重なお話をしていただけるためとても勉強になります。
(zoomを利用したオンラインでの企業訪問も行っています。)
平戸カフェ『WeCH』
平戸市の地域活性化の一環として、瀬戸市場の目の前にある田平港ターミナルビルをリノベーションするにあたり、平戸大楽株式会社と田代ゼミの学生が
協力し合いながら、カフェ『WeCH』を2022年3月にOPENしました。
学生が助言を受けながら一から商品開発や店舗デザインなどを行い、経営について実践的に学べる貴重な経験ができています。今後もお店の繁栄のために頑張っていきます。
公会堂プロジェクト
田代ゼミ×石田聖ゼミ×RE PORTの合同プロジェクトであり、万津6区の
自律的で持続可能な観光まちづくりの実現のために、長崎県立大学と連携し、
地域と来街者の交流拠点として公会堂を事例とした運営の仕組みの検討を行って
います。
2023年1月21日にはNEO朝市というマルシェに古着屋として初出店し、
2月5日には公会堂で古着イベントを行い、佐世保テレビの取材を受けました。